2018.3.25 鈴鹿サンデー

代表片岡 鈴鹿サンデー波乱万丈なデビュー戦

予選:22位(25台中),決勝:18位(22台完走)

ベストタイムは1’32.653

○3月24日(金)練習走行

2018年から,車両をYZF R6に乗り換えようやく鈴鹿サンデーロードレースにデビュー

わくわくしながら前々日のスポーツ走行から参加しました。

そもそも車両自体と仲良くなれていなかったのでこの日はみっちり仲を深めていけたらと考えていましたが・・・

早々にサンデーの洗礼を浴びてしまいました。

西コースショートカット侵入で追突され転倒。

カウルと右側のハンドル,アクセルワイヤーなどの損傷があり,

僕一人で参加していたらこの時点でリタイヤしていました。

しかし,拓也はじめ,花戸さんや仲間達の助けを受けてなんとか復旧作業をし

デビュー戦のウィークから早速夜間作業を経験することとなりました。

 

○3月24日(土)特別スポーツ走行

この日は本来2本の特別スポーツ走行を走る予定にしていましたが,

まだまだ復旧作業が続きます。

松谷さんからアクセルキット一式を準備していただき,

花戸さんには最後までチェックに付き合ってもらいました。

なんとか午後の走行枠を1本走ることができ決勝への望みを繋ぎました。

本日は,東コースでFUN&RUNが開催されていたので,スタッフもほぼ皆無な中,

極魂レーシングの皆様や,峯川さん,花戸さんの助けを借りて

なんとか車検までを消化することができました。

この時点で考えていたことの10%もこなすことなく来ましたが

今回は何よりデビュー戦

とにかく決勝を走り,完走すること

を目標に挑むことに切り替えました。

 

○3月25日(日)

沢山の仲間のおかげでこの日を迎えることができました。

朝早くに目覚めた僕は西コースのテント村で改めて仲間に感謝を感じながら,僕たちのちいさなちいさな夢物語もやっとスタートラインを迎えられるんだと感慨深い感情に浸っていました。

準備していたカウルは壊れ,

まさか使うとも思っていなかった真っ白のカウルでの走行。

GSX R600に乗っていた時と変わりませんが,今回はチーム名も入っていません。

高光がスッとチームのステッカーを持って来て,

「真っ白やとどこのチームが走ってるかわかんないでしょ」

と差し出してくれました。

なんの脈絡もないので感動は伝わりにくいと思いますが,

僕この時彼の気遣いや心遣いと,僕や,僕たちのチームを大切にしてくれていることにすごく感動しました。

文章で記すには難しいほど

今回沢山の人に助けていただいてこの決勝の日を迎えることができた

この気持ちをなんとか形にして返したいと思いました。

 

ST600クラスでは,予選と決勝を1セットのタイヤで戦わなければなりません。

そのため予選はハナから5周勝負と決めていました。

なかなか上手にクリアは取れませんでしたが,なんとか今までの練習よりもいいタイムが出たので予定通り5周で帰還。

1’32.864 で22番グリッド(25台中)

決勝はデビュー戦なのでとにかく完走

それ以上の結果は二の次と思っていました。

レースが始まってオープニングラップのショートカットから前方で接触転倒があるなど結構転倒車の多かったレースではないかと感じました。

またデグナーの1つ目では前のカテゴリのレースで転倒した車両のオイル処理で丁度僕が走りたいところに跡が残っている状態で,恐る恐る走行していました。

僕は序盤で少しペースの遅い前の車両を上手にかわすことができず後ろの方でいろんな車両と絡みながらの走行になりました。

ただ,今回初車両,初のBSタイヤでしたが結局最終ラップに自己ベストは更新し,無事完走することができました。

1’32.653 18位(22台完走)

当然結果として満足のいくものではありませんでしたが,個人的には今回,きちんと完走できたこと,自己ベストが最終ラップに出ていたことを思うとまだまだ伸び代は感じれる結果となっていたのでよかったかと思います。

 

今回僕の決勝走行にあたり,手助けやアドバイスいただいた方には本当に感謝しきれません。

今後少しずつでも恩返しをしていけるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。

#花戸さん

#峯川さん

#池田さん

#極魂レーシングのみなさん

#IRFのみなさん

#応援に来てくださったみなさん

#Rise

#美吉金属

 

平成レーシング代表

片岡 亮太

 

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