悔しい思い。クア・ガーデンでの誓い。

先週末、今シーズンの最終戦に当たるNGK杯に「ギャラリー」として観戦に行きました。
11月23日の転倒での両手中指の骨折から、今回の出走はリタイヤしたため、
当初は現場に行かないことも考えておりました。
だけどADFの皆様はじめ沢山の仲間たちからの温かいお声がけをいただき、
また僕自身、今回の失敗を身に刻む為に現場にて観戦を決めることができました。
現場ではウィーク中にも関わらず、沢山の仲間たちに心配や、激励をしていただき、
心から復活したい。このまま終わらせたくない。と思うことができました。
レースに関しては、前戦、皆様の力で運よく優勝させていただきました。
今回のNGK杯では「運よく」優勝できたものを再度手にし、「実力と自信」に変えたかった。
なんとか結果を出すために沢山の方々にご指導いただいていて、
決して調子が悪いわけではなかっただけに予選・決勝を通して走れることがうらやましく、
同時に心から悔しい気持ちになりました。
今年、僕が参戦させていただいていたST600Rクラスでは、
前戦で争った前迫くんと岸本さんが終始トップ争いを繰り広げながらも、
岸本さんのパーフェクトウィンを目の前で見せてもらいました。
また、前迫くん、岸本さんもこんな僕に「必ず再戦しよう!」とお声がけをいただき本当に力をいただきました。
ADFの皆様には今回のウィークでは特にお世話になりました。
生哲さんのカレーをはじめ沢山の食事はどれもおいしく、温かく過ごすことができました。
不自由な僕がお邪魔しているにも関わらずに皆さんでかわいがってくださり、終始笑顔で過ごすことができました。
お風呂場は2日間イベント会場のような盛り上がりの中、
幾度となくADFの皆様に溺死させられそうになりながらも、
洗われる人1名に対して6名ほどの方に全身を洗っていただくという貴重な体験をすることができ、
もう二度とケガはしたくない。と心に誓いました(笑)。
これにて2019年シーズンは幕を下ろしました。
本年は、本当に沢山の方々と出会うことができ、沢山勉強させていただき、沢山応援をしていただくことができました。
2020年の体制や、予定の目途はまだ何もありませんが、
何とか復活し上を目指して戦えるように頑張りたいと思います。
オフシーズンについても何か少しでも発信していきたいと思います。
本当にありがとうございました。そして申し訳ございませんでした。
第55回NGKスパークプラグ杯、鈴鹿サンデーロードレース最終戦
参戦クラス:ST600R
結  果:リタイヤ
平成レーシング 片岡亮太
RK
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