第56回NGKスパークプラグ杯鈴鹿サンデーロードレース最終戦

2020年11月20日(金)から今年の鈴鹿サンデーロードレース最終戦の

『第56回NGKスパークプラグ杯鈴鹿サンデーロードレース最終戦』

に参戦してきました。

 

昨年度のこのNGK杯は僕が馬鹿な転倒を喫して欠場してしまったレース。

そこからホントに沢山の皆様のご協力、ご指導をいただくことでなんとか立ち直ることができ

やっと戻ってくることができました。

 

 

また、今回のNGK杯は来年度につなげるためになんとか結果、リザルトが欲しいレースでした。

今年からご支援いただいているSS’MOCHIZUKAの持塚さんと何度もロガーデータとレポートのやり取りをさせていただき

少しずつ技術向上のため僕なりにではありますが一生懸命頑張ってきました。

 

今回の目標は

①自己ベストを最低4秒は更新すること。(2’22.470→2’18.470以下)

②入賞すること。

 

を掲げて取り組みました。


2020年11月20日(金)特別スポーツ走行

今回の特別スポーツ走行はスケジュールの関係で1本の走行でした。

天候は雨とも曇りとも言えない中途半端な状態・・・

それまでの感触がよかっただけに走らないことも考えていましたが、

「てめぇはいつからそんなにベテランになったんだ!?」

と一喝され、課題をいただいて走行を行いました。

どうも昨年の転倒以来、中途半端な気候は怖かったんですが、結果としては走行してよかったことだらけでした。

新しい発見も、僕は雨が大好きなことも思い出せました。

走ってしまうと、予選も決勝も大雨ならいいのになぁ。と都合のいいことを考えたりもしました(笑)


2020年11月21日(土)予選

 

この日は天気は持ち直しましたがいかんせん朝から寒いし風がめちゃくちゃ強かったです。

僕は風がすごく怖いのでまずいなぁ・・・と思ってましたが

目標がある以上やるしかない。

入賞も考えるなら何としても3列目9番手までに入るぞ!!と覚悟を決めて予選に臨みました。

 

 

今シーズンからは必ず先頭でコースインすることを心がけて列に並びました。

横には昨日の特別スポーツ走行で転倒されていたADFのサムライさんがおり、ほっと一安心。

 

 

時間いっぱい走っても8周しか走れない20分の予選。

課題は「4周目までにタイムを出して帰ってくること!!」

なんとか課題の最終ラップ4周目で自己ベストを2秒更新する2’20.796をマーク。

その後赤旗で一時中断しピットイン。

 

 

このままタイヤを温存するために引いてもよかったかと思いましたが、3列目は確保できておらず、また、タイムもあと2秒足りない。

というわけで残り2周の再アタック開始。

ピットアウトと同時にランキング2位の可部谷選手と遭遇し少しでもついていけるように頑張りましたが僕自身がも一つ走れずそのまま予選は終了。

 

■結果■

予選タイム:2’20.796

順位:12番手(40台)4列目

 

 

予選終了後、再度ロガーデータを確認し、明日の決勝に向けてミーティング。

 

 

その後はチームの仲間たちと晩御飯がてら明日の作戦会議をおこないました??

 


2020年11月22日(日)決勝

またまた天候は変わり僕たちの決勝時刻にはしっかりドライで、また風もなさそうな良い気候でした。

 

 

4列目12番グリッドからスタートなので

何としてもスタートをしっかり決め、悪くてもセカンドグループにはついていきしっかり引っ張ってもらうつもりでグリッドへ。

得意のスタートが今シーズン最高に決まり一周目から一気に7位へ。

 

 

決勝中はラップタイムは気にせず冷静に、思い切って前走車をパスすることだけを考えて走行しました。

結果的には2周目から2’19台で周回できていたみたいです。

そして4周目くらいには2’18.869をマークし結局これが本日のベストタイムとなりました。

 

 

途中4位を走行することもあり、ペース的には表彰台も狙えるぞ!!と自分を鼓舞しながらそうこうしました。

思っていた以上に19秒台のラップに怖さはなく落ち着いて走行することができていました。

中盤からは終始Club Taira Promoteの渡邉選手とのやり合い。

 

 

速い人との接近戦はホントにハラハラドキドキでしたがなにより楽しかったです。

そして6位の状態で9周目に突入。

渡邉選手をホームストレートでパスし1コーナーへ。

(渡邉選手の車両はエンジンの調子が悪かったようです。それでもあのペースで走れるのはすごいとしか言いようありません。)

事前に「1コーナーは突っ込みすぎないように!!」と注意を受けていたにも関わらず、思いのほか車速が出ていたのかラインを大きく外してしまい、ブレーキをリリースすることができずフロントからスリップダウン。

この時に渡邉選手も巻き込んでしまい(なんとか避けてくださいました。)、本当に申し訳なかったです。

 

 

実質そのままリタイヤとなってしまいました。

今回のレースも全力でサポートしてくれていた仲間たちにも

応援してくださっていた皆様にも

本当に申し訳なくて、情けないことをしてしまいました。

 

 

 

結果的には同一周回で別の場所で2台が絡む転倒があり赤旗終了となったため、

リザルト上は6位になりましたが、ただただ運に恵まれただけで、素直に喜ぶことはできませんでした。

ただ、今回のレースで僕の出したタイムがファステストに認定されたとチームの仲間から聞かせてもらいました。

僕はファステストなんて縁の無いライダーだと思っていただけにそれは素直にうれしかったです。

 

■決勝結果■

決勝タイム:2’18.869(ファステスト)

順位:6位(39台)


今年度の鈴鹿サンデーロードレースはこれで終了しました。

最後の最後までなんとも気色悪い結果でしたが、来年度へ向けての活路は見いだせたかと思います。

タイムもまだまだ削りどころだらけですが、またイチから頑張りたいと思います。

 

今年度は新型コロナウィルスの影響もあり、全戦開催とはいきませんでしたが、3戦もレースを開催していただけたことで

レベルアップができたと思います。

また、全てのレースに際し、沢山の方々からお声がけをいただき、パワーをいただきました。

初めて参戦したナショナルST600クラスでは沢山の素晴らしいライダーと共にレースができたことを本当にうれしく思っています。

暑い日も寒い日も一生懸命カメラを向けてくださり、僕のようなライダーの写真を撮っていただいているカメラマンの皆様にも感謝しかありません。

 

そして、いつも僕のわがままを聞き、レースのたびに必ず駆けつけてくれる素晴らしい仲間たち、

僕のような未熟者にご支援をいただき背中を押してくださるスポンサーの皆様。

どれか一つでも欠けると僕は前に向いて走ることができませんでした。

本当にありがとうございました。

今年度の目標であった『国際ライセンスへの昇格』は果たすことができませんでしたが、

必ず目標を果たせるように、オフシーズンもしっかりトレーニングに励みますので

来年度も変わらぬご支援、ご声援、ご指導をよろしくお願いいたします。

1年間ありがとうございました。

 

☆Special Thanks☆

Urbanism

J-amble

motorcycle pro-shop Rise

(株)美吉金属

ナリス化粧品

・Above Original

SS’MOCHIZUKA

株式会社フジコーポレーション(FUJICO)

IOMIC

株式会社 Collet (Dr.Dry)

G-Cubic

POi DESIGNS -PROTECTION ON IMPACT-

RS TAICH

Speed Club

・Matsunaga Weldings

Moty’s

さくら歯科医院

・STAR☆CLUB

 

☆個人サポーターの皆様☆

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☆沢山の写真をいつもありがとうございます!!☆

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・宮井萌由果さん

・新井生哲さん

・山本スグルさん

順不同です

 

平成レーシング 代表 片岡亮太

 

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